ノープランNZ旅行記 38日目 其の壱
38日目(2023/1/19)
この日の朝は4時頃いったん目が覚め、二度寝して5時半頃に起きた。
起きてからしばらくぼーっとしてた。
その後、昨日の日記を書いた。ビール飲みながら。
飲みたいという気持ちもあったけれど、荷物を減らしたいという思いもあった。
日記を書いていたら、なんか知らんけど涙が出てきた。
ふと、今回の旅に来る直前に観たスラムダンクの映画の内容を思い出したからだろうか。
そんな気がしている。
この日はTaurangaへ移動すると決めていたので、航空券を取ることにした。
相場は比較的高めだったけど、booking.com経由で安いチケットがあったので、それを予約した。
が、その後、予約できなかったとのメールが届いた…。
少し時間を空けてもう一度取り直そうと検索してみたら、Air NZの旅券がさっきより100ドル以上安くなってた(笑)
ありがとう神様と思いながら予約した。
待つことで良いこともあるなー、と思った。
チケットの予約も済んだので、朝日が入ってきた部屋でベッドに寝転んでしばらくぼーっとしていた。
太陽の光が少し強めだったけど、気持ちよかった。
チェックアウトの時間が近づくまで、音楽を聴きながらひたすらボーッとしてた。
10時前頃に宿を出た。
宿から空港までの道をMapでざっくりと確認し、空港の方向に向かって歩き始めた。
途中少し道を間違えたけど、少し遠回りするくらいでもいい、と思いながら空港に向かった。
家先の道の落ちた花を掃く女性(10代?)、犬を散歩するおじいちゃん、カートを押しながらやっと歩いているおじいちゃんなどと、道すがらすれ違った。
しばらくは閑静な住宅街を通って行った。
静かで天気も快晴で、とても気持ち良い朝だった。
Mapに従って歩いていると、途中大学の中を通る道になっていた。
「通って大丈夫かな」と少し不安に思ったけど、「ま、いっか」と思ってそのまま進んだ。
少し緊張したけど(苦笑)、誰もいなかったし全く問題なかった。
日本にいると、ちょっとしたことでも注意されてしまうので、頭の中にその感覚があるのだと思う。
そんなこんなで、空港に到着した。
空港の近くで、ネルソンでは3度目となる街中でのリンゴを収穫した(笑)
もはや「大丈夫かな」という気持ちは感じなかった、人が見ていなければ。
空港内を見渡していると、目の前にMcCashins cafeなる店を発見してしまった!
出発まで時間があったし、ビールを飲もうか迷ったけど、昨夜で満足したよね、と言い聞かせて、この時飲むのはやめた。
出発の30分前になり、ふとお腹が空いていたことに気づき、空港内のカフェでご飯を食べようか迷った。
ショーケースを見ていたけどなかなか何を注文するか決められず(オーガニックとかヴィーガンとか考え過ぎた汗)…結局搭乗時間が気になってやめた。
乗り継ぎのオークランドで1時間あるからそこで食べればいいか、と思ったから。
とはいえ、即決できないあたりがまだ気が散っているんだろうなーとこの時は思った(あと考え過ぎ)。
出発ゲートはどこだろう、と思い探してみると、到着ゲートの隣にdepartureの文字があった。
ゲートはそもそも一つしかなく、出発も到着も同じゲートだった。
でもまだ閉まっていた。
理由はわからないけれど、なんだか落ち着かなくてソワソワしていた。
やっぱり心配性だなーと、改めて実感した(苦笑)
その後、搭乗時間になり”無事に”飛行機に乗れ、オークランドへ向かった。
何度か国内線に乗る機会があったけど、その都度食べ物や水ももらうのはやめた。
まず、1時間かそこらのフライトで水飲む必要無いなって思うようになった。そのためにプラコップ使うのも気が引けた。
あと、お菓子。ナチュラルなものでないし、もらうのはやめた。
思い返してみると「タダだからもらう、元を取る」みたいな、ガメツイ考えの方が強かった気がする。機内でモノをもらう時。
でも、お金とかではなく、自分に本当に今必要か、という視点で考えると、毎回もらわなくても良いなって思うようになった。
貧乏性なんだよな、昔から(笑)
こういうことも含めて、今回の旅ではマインドセットが少しづつ変わってきていると思えた。
其の弍へつづく